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【新興ASIAウォッチ/第79回】チャンギ国際空港はアミューズメントパーク

東南アジア地域でもコロナの感染が拡大

新型コロナウイルス (COVID19)の感染拡大が全世界で続いている。東南アジアも完全に感染されている。日本はすでに中国、韓国に次ぐ「感染大国」になってしまった。そんな折、このコラムで他のテーマを書くのははばかれる。

しかし、この感染拡大が今後どうなるのか、いまはまったく見通しが立たないので、とりあえず東南アジアでの感染の現状に触れ、その後、この地域の中心であるシンガポールのチャンギ国際空港について書いてみたい。

2月24日現在の主な東南アジア諸国のCOVID19の感染状況は、次のとおりである。( )内は死者。出所:米ジョンズホプキンズ大学CSSE。

タイ35人(0)、ベトナム16人(0)、マレーシア22人(0)、シンガポール89人(0)、フィリピン3人(1)、カンボジア1人(0)、インドネシア0人(0)、ミャンマー0人(0)

信用できるのはシンガポール1国のみ

このうち、感染者数と感染防止対策が信用できるのは、シンガポール1国だけだ。現在、東南アジア全域は中国経済に大きく依存し、中国からの渡航者は年々増えている。それなのに、インドネシアがゼロというのはほぼ誰も信用していない。アメリカの専門家も疑問を呈している。実情は検査キットが足りず、検査をほぼ行っていないからのようだ。カンボジア、ミャンマーも同じだ。フィリピンも疑わしい。

カンボジアにいたっては、クルーズ船の寄港を認め、下船客を観光バスツアーに招待するなど、危機意識ゼロ。検査キットも感染病専門施設もない。そのため、感染者を出して各国から非難された。ミャンマーもヤンゴンの病院に肺炎の疑いで入院していた中国人患者について検査の結果、ウイルスは発見されなかったと発表したが、まったく信用されていない。

世界保健機関(WHO)もこの状況を憂慮し、テドロス事務局長は、「シンガポールは徹底してすみずみまで調べている」と、シンガポールのみが信用できる旨のコメントを出した。

ロイターの報道によると、専門家の話として、「シンガポールのようなウイルス対処策は他の国は簡単にまねできない」とし、その理由を「他の国々には、シンガポールのような地理的な特性や資金力、幅広い国家管理体制がない」とした。米ミネソタ大学の感染症専門家のマイケル・オスターホルム氏は「シンガポールが新型ウイルスを抑え込めないなら、できる国はないと思う」と語っている。

目を引くのは高さ40メートルの人口滝

というわけで、ここからは、シンガポールのチャンギ国際空港について書いてみたい。最近、この空港を利用した人たちが口をそろえるのが、「これが空港? まるでアミューズメントパークだ」ということ。

たしかに、空港に足を踏み入れると驚くことばかりである。なにしろ、空港施設内に、ひまわりが咲き誇るサンフラワーガーデン(Sunflower Garden)、熱帯の蝶が飛び交うバタフライガーデン(Butterfly Garden)から、巨大な人口滝、子供たちが遊べるプレイグラウンド(Children’s playground)、無料の映画館、いつでも利用できるプールまであるからだ。

こうした施設の中でもっとも目を引くのは、やはり人工滝。空港に隣接された商業施設ジュエル(JEWEL)の中にあり、地上5階から地下2階までを貫いて水が落ちている。その高さは40メートルで、屋内で世界最大級だという。滝の周囲では、空港利用客、観光客がスマホを取り出して、滝を背景に写真を撮っている。この人口滝を見るだけで、旅の疲れは吹き飛んでしまう。水しぶきがガラス張りの天井から差す光に反射し、虹ができるので、その光景はファンタステックそのものだ。

チャンギ国際空港は4つのターミナルから成っている。人口滝のあるジュエルはターミナル1に隣接しており、ターミナル2、ターミナル3とはリンクブリッジで繋がり、どこからも歩いて5分から10分で行ける。ターミナル4からはターミナル2へシャトルバスが出ている。ジュエルの広さは東京ドームのグラウンドの約10倍で、なんと280ものショップ、レストラン、カフェ、スパ、アトラクションなどが入っている。

ほとんどの施設が無料で24時間営業

では、各施設がどうなっているのか紹介したい。言えるのは、施設を全部まわっていちいち体験したら1日ではすまないということだ。 ひまわりが咲き誇るサンフラワーガーデンは、ターミナル2の2階。入ってみると、ひまわりは熱帯だけにみな巨大だ。バタフライガーデンはターミナル3の3階。1000匹以上のカラフルな蝶が飛び交い、熱帯気分が満喫できる。サンフラワーガーデン、バタフライガーデンは無料で24時間やっている。チャンギ国際空港は眠らない。

子供たちに人気のプレイグランドは、滑り台を中心とした遊具が置かれ、ターミナル1、2、3のそれぞれにある。プレイグランドとは別に、ターミナル3には超巨大滑り台(Sllide)があり、子供はもとより大人まで楽しめる。スライドは2つあり、大きい方は4階かららせんで2回転して12メートル降下する。空港内で使用したレシートをQRコードチケットに交換して利用する。

映画館は、ターミナル2と3の2ヵ所にある。そんなに広くはないが、無料で公開終了後の最新映画が上映されている。時間潰しには最適だ。

無料の市内観光ツアーも用意されている

トランジットに十分な時間があるなら、プールでひと泳ぎしてデッキチェアでカクテルを飲んでまったりするというのもいい。プールはターミナル1のトランジットホテル内にあり、利用料金は14ドル。タオルとドリンク1杯がセットになっている。

さらに時間があれば、なんとシンガポール市内観光ツアーが用意されている。驚くべきことにこのツアーは無料で、いったんシンガポールに入国することになる。ただ、人気のようなので、サイトでチェックして空きがあれば参加できる。

そんなに時間がなければ、空港内のいたるところにあるカウチソファーで横になれる。ただし、心地いいので寝過ごす可能性があるので注意したい。私のような年だと、飛行機に長時間乗れば腰や足が凝ってしまう。で、マッサージ店やスパを探すが、なんと休憩スペースには無料のフットマッサージマシンが置かれている。

このように至れり尽くせりのチャンギ国際空港は、1981年の開港以来、新施設の建設・拡張を続けて、現在に至っている。ターミナル4が開業したのは2017年、ジュエルが開業したのは2019年4月だ。しかも現在、さらに5つ目のターミナル建設が予定されている。

東南アジア最悪は、マニラのアキノ空港

英スカイトラックの「世界のベスト空港」によると、チャンギ国際空港は、2013年から7年連続で「世界1位のエアポート」に選出されている。ちなみに、2019年版では、2位が日本の羽田国際空港である。羽田は、最近の施設の拡充・充実ぶりと、利用のしやすさ、それに、なんといっても清潔感があることで評価が高い。

ちなみに、ワーストは1位がポルトガルのリスボン、ポルテラ空港、ワースト2位がクウェートのクウェート国際空港となっている。このランクは、利用客の使い勝手の良し悪しで決まり、ワースト空港はいずれも使い勝手が悪い。

東南アジアので勝手の悪い空港といえば、フィリピンのマニラ、ニノイ・アキノ国際空港がダントツだろう。アジアではワースト1位に選ばれている。この空港では、ほかのターミナルビルへ移動する際には、いったん空港敷地外の一般道路へ出なければならない。シャトルバスかタクシーでの移動となる。そのうえ、ターミナルのビルはメインテナンスが不行き届きで汚れが目立つ。さらに、トイレは清潔とはとても言えない。チャンギ国際空港と比べたら雲泥の差である。

新興ASIAウォッチ/著者:山田順

新興アジアとは、ASEAN諸国にバングラディシュとインドを加えた地域。現在、世界でもっとも発展している地域で、2050年には世界の中心になっている可能性があります。そんな希望あふれる地域の最新情報、話題を伝えていきます。
※本コンテンツ「新興ASIAウォッチ」は弊社Webサイト用に特別寄稿して頂いたものとなります。

山田順(やまだ じゅん)

1952年、神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部卒業後、1976年光文社入社。『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年、『光文社ペーパーバックス』を創刊し、編集長を務める。日本外国特派員協会(FCCJ)会員。2010年、光文社を退社し、フリーランスに。現在、ジャーナリストとして取材・執筆活動をしながら、紙書籍と電子書籍の両方のプロデュースを手掛けている。
著書にベストセラーとなった「資産フライト」、「出版・新聞 絶望未来」などがある。

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投稿更新日:2020年02月25日


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