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【新興ASIAウォッチ/第5回】新興アジアを旅するための3つの必携アイテム

■旅する世界の若者たちのスタイルに学べ
いま、新興アジアの各都市を、世界の若者たちが自由自在に行き来している。発展する新興アジアでは、シンガポールを中心に若者文化も急速に発展していて、どの都市に行っても、世界中から集まってきた若者たちが歩いている。
夜になれば、有名クラブやバー、レストランはそうした若者たちでいっぱいだ。たとえば、今年の9月のF1シンガポールグランプリでは、ジャスティン•ビーバーが最終日にコンサートを開く。これが発表されたのは6月5日だったが、チケットはすぐに売り切れた。
おそらく、今年のシンガポールグランプリは、世界中から集まった若者と富裕層で、史上空前の盛り上がりを見せるだろう。
というわけで、今回は、新興アジアを旅する若者たちが、必携としている3つのアイテムを紹介してみたい。時代は常に若者中心に動く。その意味で、私も自分の娘をとおして、こうした動向には人一倍注目している。
彼らが何に興味を持っているか? どのように行動しているのか? それを知っておくことは、投資家にとっても、ビジネスマンにとっても重要である。


■新興アジアの空は世界一LCCが発展している
ではまず、なぜ新興アジアを、これほどまでに若者たちが活発に行き来するようになったのだろうか? その最大の理由は、LCC(各安航空会社)の航空網が張り巡らされたからだ。日本では、まだ発展途上のLCCだが、いまやアジアの空は世界で一番LCC化が進んでいる。
LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrie)のこと。大手航空キャリアよりはるかに安い運賃を提供しているので、若者たちに絶大な人気がある。たとえば、シンガポール、クアラルンプール間は約3000円である。
この激安価格を実現するために、LCCには機内サービスがない。水もお茶も出ないし、毛布も配ってくれない。つまり、バスと同じだ。乗り合いのバスが空を飛んでいると思っていい。


■大手キャリアで現地入り、その先はLCC
LCCの元祖は米国のサウスウエスト航空で、昔はテキサス州のローカル航空会社に過ぎなかったこの会社は、いまや世界一の旅客数を誇るまでになった。このアジア版が、マレーシアのエアアジアである。
シンガポールからジャカルタ、バンコクなどに行くなら、エアアジアなら1万円以下で行ける。
このエアアジア以外にもLCCはいっぱいあり、たとえばジェットスター、タイガーエア、ライオンエア、シルクエアなどが、新興アジアの各都市を結んでいる。日本のビジネスマンも、シンガポール、バンコクなどには大手キャリアで来て、そこから先はLCCを利用する人間が多い。
私も1度だけ乗ったが、2、3時間ならLCCで十分だ。ただ、気持ちは若くても体は年相応なので、4時間以上になるときつい。なお、LCCは電話でも予約を受け付けているが、ネットでの予約が原則。空いていればすぐに乗れるので、この点は便利だ。
というわけで、旅の必携アイテムの一番目はLCC。これをうまく乗りこなせれば新興アジアは自分の庭になる。

余談だが、LCCが大発展したせいで、大手キャリアは逆に富裕層向けのファーストクラスのサービスを充実させた。その筆頭がシンガポール航空で、2階建てのA380には、シャワー設備を取り入れ、オープンバー付きのラウンジも導入している。マレーシア航空では、機内食にキャビアやロブスターを出す。もちろん、私には関係ない話だが。
聞いたところでは、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空などサービスを充実させたところでは、ビジネスとファーストで売上げが40%を超えたという。


■『地球の歩き方』『ロンリープラネット』は時代遅れ
必携アイテムの2番目は、『リュクス・シティガイド』(Luxe City Guide)だ。リュクスはフランス語読みで、英語だと「ラクゼ」となる。日本では知られていないが、新興アジアを旅する欧米のリッチな若者たちは、みなこれを持っている。
旅のガイドブックといえば、日本では『地球の歩き方』、英語圏ではアメリカの『ロンリープラネット』『フォーダムガイド』が有名だが、この『リュクス・シティガイド』は、本というよりスマホと同じ大きさのポケット版パンフ(15cm x 7.5cm)なので、持ち運びやすい。ただし、わずか16ページしかないのに、情報がぎっしりと詰まっている。
私がこのガイドブックを知ったのは、数年前、上海の人民公園内にある「BARBAROSSA」(バーバローサ)でだった。ここは、公園内の池のほとりに建てられた3階建てのレストラン&バーで、ペルシャ風のインテリアの店内には、ハウスミュージック、ソウル、ジャズなどが流れ、週末の夜に行くとアメリカや欧州の若者たちが何十人も集まっていて、地元の中国人はわずかしかいない。
なぜ、この店に外国人の若者が多いのか? 来ていたアメリカ人若者に聞いてみると、「リュクスに出ていたので来た」という。そこで、彼が持っていた『リュクス』の上海版を見せてもらって、これがシティトラベラーの必携アイテムだと知ったのである。この店では、父親が富裕層の日本人の若者にも会ったが、彼も『リュクス』を持っていた。


■なぜ高尾山に外国人観光客が増えたのか?
『リュクス』は、英国の出版社が発行している。宣伝文句に、「for the busy and sophisticated visitor」(多忙で洗練された訪問客のために)とあるとおり、独特の編集内容で、いかにも欧米人好みのスタイリッシュでスノッブなスポットが紹介されている。
現在、このガイドブックは、世界の約40都市をカバーしていて、新興アジアの主な都市はみなカバーされている。もちろん、東京版もある。ネットにはリュクスのサイトがあるので、ご覧になっていただければ、その洗練された感覚がわかると思う。
最近、日本に来る欧米の若者がよく「高尾山に行きたい」というので、なぜか?と思ったが、『リュクス東京版』に紹介されているからだ。このように、『リュクス』には、単なる一般的な観光スポットと違うところが紹介されている。ダイニングもバーも、一般有名店とは違うところを紹介している。


■『リュクス』で紹介された店に外れはない
前記した上海で会った日本人若者も、こう言った。
「ガイドされている店やスポットが、ほかのガイドブックとは全然違うんです。高級なところからキッチュなところまで載っていますが、選び方がクール。しかも、大きさはケータイサイズでいつでも持って歩ける。このガイドを見て店に行くと、そこで、同じ仲間に出会えるので楽しいんですよ。アメリカの『ロンリープラネット』は大衆向けだし、日本の『地球の歩き方』なんて、いかにトクができるかだけのビンボー学生向けのガイドで、全然おもしろくないです」
そこで、もし、新興アジアの各都市で、外国人ビジネスマンと食事、一杯やる機会があったら、『リュクス』に紹介された店に行くことをおすすめする。たとえば、シンガポールでは、デンプシーヒルにある分子料理の「Tippling Club」、チャイナタウンの一角ブキット・パソ・ロードにある「Restaurant André」は、リュクスのおすすめだ。後者は、世界のレストラン100に選ばれた店で、シェフは台湾人、ソムリエは日本人である。


■WiFi環境充実、情報収集はスマホ1台でOK
さて、必携アイテムの3番目は、これはやはりスマホ、とくに「iPhone」である。いまや、スマホは情報ツールとして最強アイテムだから、これを持っていれば、飛行機、電車、タクシーなどの交通機関、主なスポットの場所の確認、イベント情報など、旅の情報はすべて1台ですますことができる。
新興アジアの各都市では、どこもWiFi環境は充実している。
たとえば、シンガポールでは国を挙げて観光客を誘致しているので、ほぼどこでもフリーWiFiに接続できる。チャンギ空港に到着したら、インフォメーションカウンターで、パスポートを提示して「Wireless@SGを使いたい」と申し出ると、その場でユーザーIDとパスワードを発行してくれる。その後、市内に入れば、ほぼどこにでも無料WiFiスポットがある。
クアランプールでも、KLIA (クアラルンプール国際空港)のロビーでは無料WiFiが使える。ただし、ログイン時にパスワードを要求されるので、「KLIA」と入力すれば、接続可能だ。バンコクのスワンナプーム国際空港も同じ。インフォメーションカウンターに行き、「WiFiカード、プリーズ」と言えば、IDとパスワード入力用のカード入力用のカードをくれる。
もはや、日本人にとって日本だけが生活空間ではない。この先、グローバル化がもっと進めば、世界全部が生活空間になる。そんななかで、新興アジアほど日本人にとって暮らしやすく、ビジネスしやすい環境はないと言えるだろう。

新興ASIAウォッチ/著者:山田順

新興アジアとは、ASEAN諸国にバングラディシュとインドを加えた地域。現在、世界でもっとも発展している地域で、2050年には世界の中心になっている可能性があります。そんな希望あふれる地域の最新情報、話題を伝えていきます。
※本コンテンツ「新興ASIAウォッチ」は弊社Webサイト用に特別寄稿して頂いたものとなります。

山田順(やまだ じゅん)

1952年、神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部卒業後、1976年光文社入社。『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年、『光文社ペーパーバックス』を創刊し、編集長を務める。日本外国特派員協会(FCCJ)会員。2010年、光文社を退社し、フリーランスに。現在、ジャーナリストとして取材・執筆活動をしながら、紙書籍と電子書籍の両方のプロデュースを手掛けている。
著書にベストセラーとなった「資産フライト」、「出版・新聞 絶望未来」などがある。

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投稿更新日:2013年07月30日


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