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シンガポールの食文化の象徴!食のるつぼ「ホーカーセンター」

シンガポール法人設立コラム・イメージ画像

シンガポール国内の様々な場所で目にする屋台街「ホーカーセンター」。共働きが多く、朝昼晩の3食とも外食という人も珍しくないシンガポールにおいて、安価に色々な料理食べられるホーカーセンターは日常生活には欠かせない存在となっており、毎日多くのお客さんで賑わっています。

本コラムでは、そんなホーカーセンターの魅力や現地で特に人気の高い施設についてご紹介していきたいと思います。

ホーカーセンターとは?

ホーカーセンターは屋台が集まった飲食施設であり、シンガポール国内には100以上の施設があるとされています。屋根付きの半屋外施設となっているのが一般的で、1つの施設に数十の屋台が集まっていることが多いです。

他の多くの東南アジアの国と同様、シンガポールでもかつては路上に屋台が立ち並んでいました。しかし、衛生面や景観への配慮から、1970年頃より政府主導でこうした屋台を集約したホーカーセンターの整備が進められ、現在に至っています。

その際、HDB(公営住宅)の建設と並行してホーカーセンターの整備も進められたため、シンガポール人の8割以上が生活していると言われるHDBの下層階や周辺には必ずと言っていいほどホーカーセンターが立地しており、忙しい朝の出勤時や疲れている帰宅時にも利用しやすいものとなっています。

ホーカーセンターは家族や友人との交流の場としても機能しているなど、シンガポール人の生活とは切っても切り離せない象徴的な文化であり、2020年には「ホーカー文化」がシンガポール初のユネスコ無形文化遺産に登録されています。

多様な食文化を安価に堪能

多民族国家らしく、ホーカーセンターではマレー料理、中華料理、インド料理などのアジア料理を中心に様々な国の料理を提供されています。辛い料理から甘いデザートまで、シンガポールの多様な食文化を手頃な価格(平均4SGD程度)で味わえるのが魅力で、シンガポーリアンの胃袋を支えるうえでなくてはならない存在と言えるでしょう。

安いと聞くと味はイマイチなのではと思ってしまいますが、決してそんなことはありません。もちろん店舗によってバラつきはありますが、ホーカーセンターに出店している店舗の中には、世界的なグルメガイドブック「ミシュランガイド」のシンガポール版で星を獲得しているところもあります。

思わぬ穴場に巡り合えるかもしれない点も、ホーカーセンターの魅力かもしれませんね。

海南鶏飯ホーカーフード

厳しい衛生管理で安心感

屋外の屋台街ということで、衛生面を気にする方も多いと思います。しかし、ホーカーセンターは政府機関が管理を行っており、テナントとして入居するには許認可が必要なうえに、厳しい衛生面のルールも設けられているため、他の東南アジアの国の屋台よりも格段に清潔度は高いと言えるでしょう。

例えば、ホーカーセンターの各店舗は、政府機関による毎月の衛生検査によってA~D(Aが最高)までランク付けされており、その結果を店頭に掲示することが義務付けられています。当然、評価が低い場合には許認可が取り消されることもあります。また、店舗内でゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が見つかった場合、店主には500SGD程度の罰金が科されるなどのルールもあります。

さらに、来店客側にも衛生面に配慮した利用を義務付けており、食事後にトレーや食器の返却、食べ残しやゴミの片付けを怠った場合、1回目の違反は警告、2回目は300SGDの罰金、3回目以降は起訴されて最高2,000SGDの罰金が科される可能性があります。

人気のホーカーセンター

Lau Pa Sat(住所:18 Raffles Quay, Singapore 048582)

中心部ラッフルズ・プレイスに位置するLau Pa Sat(ラウ・パ・サット)は、シンガポールで最も歴史的かつ魅力的なホーカーセンターのひとつです。1880年代に建てられたこの施設は、幾度かの改修を経て現在の美しい建築様式となりました。美しさと多彩な食文化で、地元住民や観光客に愛されています。

ラウ・パ・サットの外観ラウ・パ・サットの賑わう様子

Newton Food Centre(住所:500 Clemenceau Ave N, Singapore 229495)

Newton Food Centre(ニュートン・フード・センター)は、シンガポールの伝統的なホーカーセンターのひとつです。南国の雰囲気が漂う開放的なオープンテラス席が特徴で、美味しい料理やリラックスした雰囲気が楽しめる場所として人気があります。

ニュートン・フード・センターの外観ニュートン・フード・センターの賑わう様子

Maxwell Food Centre(住所:1 Kadayanallur St, Singapore 069184)

Maxwell Food Centre(マクスウェル・フード・センター)は、シンガポール中心部のチャイナタウン近くに位置し、屋台料理のメッカとして知られています。多彩な料理がリーズナブルな価格で楽しめる場所として、地元の食通や観光客に愛されています。

マクスウェル・フード・センターの外観マクスウェル・フード・センターの内部

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投稿更新日:2024年02月05日

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