日本より圧倒的に有利な税制、住みやすさを誇るシンガポールで会社設立すれば、俄然有利に資産形成、資産保全、海外投資を行なえます。シンガポールの賃貸物件・不動産紹介もフォーランドシンガポール。
ベトナム航空といえば、ナショナル・フラッグ・キャリアでありながらLCC並みの安さが取り柄で、悪くもなく良くもないという航空会社だった。
日本からベトナムに直行便で行く場合、選択肢は4つあった。全日空、日本航空、ベトナム航空、そしてLCCのベトジェットエアの4択。このうち、コスパをもっとも重視するビジネスマン、観光客が好んだのがベトナム航空だった。
しかし、最近、ベトナム航空の評判は、コスパだけではなくなった。機内食もサービスも充実したうえ、ネットワークも広がり、東南アジアからヨーロッパまで、乗り継ぎ便としての価値が増した。
また、かつては旧型の機材が多かったが、最近では最新鋭のボーイング787-9/787-10やエアバスA350-900 XWBが導入され、乗り心地もよくなった。
もともと、ベトナム航空は日本市場を重視し、現在では、成田、羽田、名古屋、大阪、福岡の5空港からハノイ、ホーチミン、ダナンに直行便が飛んでいる。私の知人ビジネスマンはベトナムに行くときはもちろん、ヨーロッパに行くときもベトナム航空を利用している。
「ロンドンに行くときは、羽田発の深夜便でハノイに行き、乗り継いで翌日の夕方に到着。一泊分の宿泊費が浮くうえ、その日から活動ができるので便利ですよ。最近は、機内食も充実しています」と言う。
「ただ、日本語ができるCAはいないので、会話は英語。CAはベトナムの民族衣装のアオザイ。あの甘いベトナムコーヒーは甘党の私のとって格別です」と続ける。
ベトナム航空は、コロナ禍以後、国際線ネットワークを拡充させてきた。現在、22ヵ国38都市を結び、路線数は110に達している。2025年の1年間では、なんと14路線を新設。アジアではプーケット、ジャカルタ、マカオ、欧州では、ミラノ、アムステルダムなどが加わった。
そして今年も拡充が続く。ベトナム航空の発表では、新規2路線を開設し、4月2日よりホーチミン=プーケットを週5便に、6月16日よりハノイ=アムステルダムを週3便に拡充するという。
こうした躍進により、航空会社の安全性やサービスを評価する格付け会社「エアライン・レイティングス」は、ベトナム航空を世界のトップ25航空会社のうちの1つに選出した。
いったいどうして、ベトナム航空はここまで躍進を遂げたのだろうか? 背景にあるのは、もちろん、ベトナムの目覚ましい経済発展。そして観光客数の増加だ。
ベトナムの経済は、2023年に5.05%、2024年に7.09%、2025年には8.02%という、東南アジア随一のGDP成長率を記録した。2025年はトランプ米政権による関税の引き上げ(当初46%→20%に引き下げで合意)があったにもかかわらず、その影響をほとんど受けなかったのである。
こうした経済発展とともに、コロナ禍で大幅に落ち込んだ海外からの観光客数も2023年から急回復。2024年には約1,800万人、2025年には2,100万人を超えた。今年は2,500万人が見込まれている。
このようなことから、一時は危ぶまれたベトナム航空の財務体質は強化され、2025年に新規株式公開(IPO)で大幅な資金を調達。さらなる新規路線の開拓、拡充が可能になったのである。ヨーロッパ路線の拡充には、ベトナム・EU自由貿易協定(EVFTA)の拡大も大きく影響している。
さて、エアラインの人気をかなり左右するのが、機内食である。東南アジアのフラッグ・キャリアの機内食ベスト3は、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、タイ国際航空である。このランキングは、どの調査でも同じだ。とくにシンガポール航空は、サービス品質と食事のクオリティで一貫して世界最高レベルの評価を得ている。
ベトナム航空の機内食は、このトップ3には及ばないが、エコノミーとしては充実している。路線によって異なるが、例えば成田=ホーチミン便、成田=ハノイ便では本格的なベトナム料理が提供される。フォー、ブンチャー(つけ麺)、蓮の実ごはん、魚の蒸し物などは、日本人の口に合う。また、煮魚や焼き魚がメインの和食も選べるようになっている。
円安もあって海外旅行は近場が人気になり、なかでもベトナムは日本人にとって人気の観光地となっている。首都ハノイ、活気溢れるホーチミン、ビチリゾートのダナン、古都ホイアンなどに行くときは、ベトナム航空を利用するのも一考だ。ちなみに、ベトナム航空は全日空と提携しており、スカイチームの一員である。
新興アジアとは、ASEAN諸国にバングラディシュとインドを加えた地域。現在、世界でもっとも発展している地域で、2050年には世界の中心になっている可能性があります。そんな希望あふれる地域の最新情報、話題を伝えていきます。
※本コンテンツ「新興ASIAウォッチ」は弊社Webサイト用に特別寄稿して頂いたものとなります。
1952年、神奈川県横浜市生まれ。立教大学文学部卒業後、1976年光文社入社。『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年、『光文社ペーパーバックス』を創刊し、編集長を務める。日本外国特派員協会(FCCJ)会員。2010年、光文社を退社し、フリーランスに。現在、ジャーナリストとして取材・執筆活動をしながら、紙書籍と電子書籍の両方のプロデュースを手掛けている。
著書にベストセラーとなった「資産フライト」、「出版・新聞 絶望未来」などがある。
投稿更新日:2026年02月27日
シンガポールでの会社設立・法人設立・投資・節税・進出・移住、シンガポール企業進出リサーチ・支援、シンガポール生活・居住・医療サポート、シンガポール留学・学校紹介はフォーランドシンガポールまでお気軽にご相談ください。弊社では、弁護士・公認会計士・税理士など各分野の専門家と強固なリレーションシップを築き、シンガポールでの会社設立・投資法人設立・運営サポートを始め、法律・税制を踏まえた安心かつ高水準なサービスを総合的に提供しています。個人・法人でのシンガポール進出をご検討中のお客様は、お気軽にお問い合わせください。
Copyright (C) Foreland Realty Network Singapore Pte.Ltd. All rights reserved.